胃内視鏡

 胃内視鏡は、病変の見落としが少なく、組織を採取して精密検査もできることから、胃レントゲン検査より優れていると考えています。当院では年間900例以上の胃内視鏡検査を行っており、約4分の3の方が眠った状態で検査を受けられています。今までに胃内視鏡検査で辛い思いをされた方、眠っている間に検査を済ませたい方は事前にお知らせ下さい。

ピロリ菌について
 胃がんの原因のほとんどがピロリ菌であり、ピロリ菌の除菌によって胃がんの予防ができるため、ピロリ菌がいる胃かどうかが大切になります。胃内視鏡検査でピロリ菌がいそうな胃の時は、組織を取り(生検)、ピロリ菌の有無と、粘膜がピロリ菌によってどれだけ傷んでいるかを評価します。ピロリ菌がいることを確認した後に除菌治療を行います。当院では年間100例以上の除菌治療をしています。

ピロリ菌除菌治療
 1週間の服薬、服薬終了後1か月以上後に除菌の判定(当院では便で検査)
 10人中9人が除菌に成功、失敗したときは2次除菌あり。

ピロリ菌除菌後の経過観察
 ピロリ菌除菌が成功しても胃がんになる可能性はあります。胃がんになる確率が3分の1位に減ったと考えてください。当院では2~3年に1度の胃内視鏡検査をすすめています。

胃内視鏡検査のご予約 TEL:079-293-2001

検査時間 AM8時30分から  (月~土)朝食絶食

     PM   (月,火、木、金)朝食昼食絶食

 初めて胃内視鏡をされる方、血液をサラサラにする薬を飲まれている方は、事前に受診されることをお願いしています。

 今までに胃内視鏡をしたことがある方、特に病気のない方などは電話予約で結構です。